トレーラー動画

ありか

ダンスとラップ、観念を揺さぶる-生まれ変わる

異なる領域で活動するダンサー・島地保武とラッパー・環ROYが、固定観念を揺さぶりながら挑んだ新しいスタイルのライブパフォーマンス。
踊りと言葉の起源を辿り紡いだ物語をベースに、即興による動き、音、声、リズムが時空を超えて交差する。

開催概要

島地保武×環ROY 「ありか」ツアー2017

神奈川県
KAAT Dance Series 2017

会場
KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
日時
2017年9月8日(金)19:30
9月9日(土)14:00
9月10日(日)14:00
各回20分前開場
9/9の回は託児サービスあり(要事前予約・有料 マザーズ0120-788-222)
料金
一般 3,500円
U24(24歳以下)1,750円
高校生以下 1,000円
全席自由席・整理番号付・税込
3歳以下のご入場はご遠慮いただいております。
9/9の託児サービスをご利用ください。
チケット
6月17日(土)一般発売
6月10日(土)KAme(かながわメンバーズ)先行発売
チケット購入
お問合わせ
チケットかながわ
TEL : 0570-015-415 (10:00~18:00)
主催
KAAT神奈川芸術劇場
詳細
詳細情報はこちらよりご覧ください

愛知県春日井市
春日井市民会館

会場
春日井市民会館(舞台上)
日時
2017年9月15日(金)19:00
9月16日(土)14:00
各回20分前開場
料金
2,500円(※PiPi会員2,200円)
全席自由席・税込
未就学児入場不可

小・中・高校生は無料招待(各公演先着50名)
7月8日(土)午前10時より受付開始

申込み方法
ws3@kasugai-bunka.jp に件名「ありか青少年申込み」と記載し、本文に、希望公演日・名前・学校名・学年・郵便番号・住所・連絡先電話番号・(保護者が同伴の場合は、人数分の保護者名)を記載して送信してください。後日、招待ハガキをお送りします。
※小学生の方は、保護者同伴でのお申し込みをお願いいたします。保護者の方のチケットは有料です。
(先着順・各公演日の定員50名に達し次第終了。※申込み後、1週間経ってもハガキが届かない場合はご連絡ください。)

※愛知県芸術劇場の「7万人プロジェクト」に賛同して、小・中・高校生の皆さんをご招待します。

チケット
7月8日(土)一般発売
7月1日(土)PiPi会員Web&電話先行予約
7月5日(水)Web先行予約
チケット購入
お問合わせ
公益財団法人かすがい市民文化財団
TEL : 0568-85-6868 (9:00-21:30/月曜休館、祝休日の場合は翌平日)
web : www.kasugai-bunka.jp
主催
公益財団法人かすがい市民文化財団
共催
愛知県芸術劇場
詳細
詳細情報はこちらよりご覧ください

愛知県知立市
パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)

会場
パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)花しょうぶホール
日時
2017年9月18日(月・祝)14:00
30分前開場
料金
一般 2,500円 (パティオしーと会員2,200円)
22歳以下 1,000円(会員・一般とも)
全自由席未就学児の入場はご遠慮ください
パティオしーとのお取扱いはパティオ池鯉鮒のアートセンターとWEB販売のみです
車椅子席のお取扱いはパティオ池鯉鮒アートセンターのみとなります
30名以上の団体先行予約及び会館友の会「パティオしーと」への入会を随時、受付けています
22歳以下チケットでご入場される方は、当日年齢確認できる身分証明書をご持参ください
チケット
発売6月10日(土) 10:00~(電話予約は13:00~)
※会員・一般とも同日発売
チケット購入
お問合わせ
パティオ池鯉鮒(知立市文化会館) 0566-83-8100
主催
一般財団法人ちりゅう芸術創造協会
協賛
知立市・知立市教育委員会
詳細
詳細情報はこちらよりご覧ください

山口
山口情報芸術センターYCAM

会場
山口情報芸術センター スタジオA
日時
2017年9月23日(土・祝)19:00
9月24日(日)14:00
30分前開場
料金
前売 一般 3,000円 / any会員・特別割引 2,500円 / 25歳以下 2,000円
当日 3,300円 / 25歳以下 2,300円
全席自由
3歳以下入場不可
特別割引:65歳以上、身体障がい者及び介護の同行者1名が対象
当日券はany会員・特別割引の対象外
託児:有(1人500円、2人目以降300円) 9月16日(土)までにチケットインフォメーションへ要申込。
車椅子席:事前にお問い合わせください。
チケット
7月1日(土)10:00 一斉発売
チケット購入
お問合わせ
公益財団法人山口市文化振興財団
TEL : 083-920-6111
web : www.ycfcp.or.jp
主催
公益財団法人山口市文化振興財団
後援
山口市、山口市教育委員会
詳細
詳細情報はこちらよりご覧ください

初演をご覧になった方のコメント

ラッパーとダンサーがいるふたりだけの舞台。ふたりとも、いわゆる「優等生」という感じではない。どちらも感覚の冴えた実力派だ。自分の力と個性で自身を鍛え上げ、この世界に躍り出たアーティストたちである。
環ROYは身体から音がでる。まさにその原点にさかのぼるようにしてラップを響かせる。そのとき彼の体はまるで新しいダンスフォームを探し求めているダンサーのように、不思議な動きをする。一方、島地保武はノイズムなどを経て先鋭的なフォーサイス・カンパニーのメンバーでもある。端正でありながら小さくまとまらない。ダイナミックに開かれた動きで大きく切り込む。
ジャンルも、パフォーマーとしての方向性もあまりに違うふたり。だからこそ彼らが正面から向き合って創りこんだものに、出会いたい。なまじっか「共通の理解」とか「互いにシェア」なんて、ないほうがいい。そのほうが、声、サウンド、身体、動きがどこかの時空でスパークするにちがいないのだ。そしてはるか遠い昔、ヒトが神話というものを語り始める以前の、生の「ありか」をそこに見るだろう。
石井達朗/舞踊評論家

「ダンスとラップ」という謳い文句からジャンルと文化の異種交配を期待し赴いたライヴパフォーマンス「ありか」。緻密さや構築性、それに抗う声と身動きの生々しさで空気を張りつめさせる島地と、海綿のような柔らかさと浮遊感で纏わりついてくる環、二つの身体が期待を越える化学変化を起こす。整合と不整合のあいだを往還するさまざまな関係性がシークエンス毎に展開、言葉とマイム、時差と誤差を伴う反復、無為なお喋りやディスりも含むバトルから組んず解れつの肉弾戦まで、ダンスや音楽の素養で読み込める意味のネットワークと、無垢な耳目を喜ばせるエンタテインメント性がともに提供される。感官を直截に刺激したり、陰影のダイナミズムで知的センサーを発動させたりする照明も効果的。同性という制約と自由を共有しつつ、手駒を惜しみなく晒して技を掛け合い、真剣で立ち向かう二人、揺るぎないスタッフの信念と25年の歳月を経て複合的な文化施設で育まれた観客の成熟が相まって、濃密な生を現出させた。
恩地元子/音楽批評家

環ROYの「ボアダム」は彼を取り巻く環境を日々変化させているというのは確実だろう。
むしろそれは彼自身をこれまで引っ張ってきた重要な要素かもしれない。
だからこそ物事の境界に興味を示し他者のロジック・仕組みに接触する事を試みるのではないか。
ポップ・ミュージックという立ち位置からの強固な逸脱と、それを支える分解と再構築の速度。
島地保武の持つ身体的な接続詞はあまりにも軽やかで驚かされる。

人が思うよりも少し近くまで入る距離感や空気感のコントロール。
何もしていないように見えて、すでに情報が開かれている。

他者の特異点を引き出し、絡まり、リミックスして、思いがけず進化するという事が生物の進化に欠かせない技術だとしたら、この公演は物理的にそれを確認するのにうってつけかもしれない。
領域や土地の移動になぜ他者を必要とするのか、あるいはなぜそこにその他者がいたのか。
塚原悠也/contact Gonzo

ありかは「在り処」の意味だろうか? 身体と言葉。それぞれの表現を得物とするダンサーとラッパーの共演(競演?)は、たしかにそれぞれの在り処を探す試みだと感じた。でも、それだけじゃない。彼らはそれぞれの在り処に潜入したり、交換したりする戯れのなかで、もっと別の世界にある、見たことのない在り処を目指そうとしている。島地保武の身体の柔らかなつらなり。環ROYの言葉の明晰さ。それらを通して、私も私の在り処を見つけた気がする。
島貫泰介/美術ライター・編集者

島地保武|Yasutake Shimaji

島地保武

1978年長野県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。04~06年Noism(新潟市)に所属。06~15年ザ・フォーサイス・カンパニー(フランクフルト)にて活躍。13年に酒井はなとのユニットAltneuを結成。14年に 「NHKバレエの饗宴」にAltneuで出演。15年Noism2に『かさねのいろめ』を演出・振付。資生堂第七次椿会メンバーになりインスタレーション作品を展示。17年7月に谷桃子バレエ団に新作『Sequenza』を演出・振付をする。

shimaji.jp

環ROY|Roy Tamaki

環ROY

1981年宮城県生まれ。これまでに4枚のCDアルバムを発表し、国内外の様々な音楽祭へ出演する。近年は、パフォーマンス作品『いくつもの一緒』金沢21世紀美術館(2014年)インスタレーション作品『Types』寺田倉庫 T-Art Gallery(15年)、映画『アズミ・ハルコは行方不明』劇伴音楽(16年)、NHK教育『デザインあ』コーナー音楽(16年)などの制作を行う。17年6月に音楽アルバム「なぎ」を発表予定。

www.tamakiroy.com

Conversation for ありか

Conversation for ありか 01
鼎談 島地保武 × 環ROY × 唐津絵理(愛知県芸術劇場シニアプロデューサー)

本作『ありか』は、愛知県芸術劇場のプロデュースのもと、ジャンルも方法論も異なる二人のアーティストが、相手のフィールドに飛び込み、自身の固定観念を揺さぶりながら新たな創作に取り組んでいます。さらに、本作のクリエイションには、衣装や照明、音響、宣伝美術に至るまで、同時代の多彩なアーティストが参加しています。ここでは、タイトル「ありか」に込めた想いと、ダンスとラップという身体表現に向かうアーティストの思考を、出演者の島地保武と環ROY、そして愛知県芸術劇場の唐津絵理との鼎談から紐解きます。

> Conversation for ありか 01

これまでの上演

愛知県芸術劇場

会場
愛知県芸術劇場
日時
2016年4月22日(金)-24日(日)
主催
愛知県芸術劇場

豊川市御津文化会館

会場
豊川市御津文化会館(ハートフルホール)
日時
2017年1月29日 (日)
主催
豊川市
主催
愛知県芸術劇場

クレジット

出演・演出
島地保武、環ROY
振付
島地保武
音楽
環ROY
照明
渡辺敬之
音響
岡直人
衣装
横山大介(Sasquatchfabrix.)
美術製作
金井大道具㈱NAGOYA JV
舞台監督
世古口善徳(愛知県芸術劇場)、二瓶はるか(金井大道具NAGOYA J.V.)
撮影
後藤武浩
宣伝美術
三ッ間菖子
特設サイト
石黒宇宙(gm projects)
プロデューサー
唐津絵理(愛知県芸術劇場)
制作
加藤愛(愛知県芸術劇場)
協力
廣田ふみ