冬の観劇
日本で沢山のパフォーマンスを見に行った。
長渕さんコンサートにはじまり、
ケラリーノさん演出の『東京月光魔曲』
劇団四季『エビータ』、
イケメンダンサー達がでてるという『ダンス・シンフォニー』
ノイズム『Nameless Poison-黒衣の僧』
初春花形歌舞伎
珍しいキノコ舞踊団『私が踊るとき』
こうして改めて書いてみると、随分見に行ったんだなあ。
そして、どれも面白かった。ハズレはなかった。
チケットは決して安くはなかったが、損したと思うものはなく、どれも価値があった。
実際は、もうちょっと安くてもいいなというものもあったし、もっと払ってもいいというものもあった。
なにが心に残っているか。
心にグッとくる一瞬は良く覚えている。
それはこの先もわすれないだろう。
いまは、まだほとんど頭残っているし、脳裏に映像で思い返すこともできる。
この先、時が経ち忘れていくと最後に何が残るのだろう。
見に行ったという記憶だけになってしまうと悲しいな。
実は、案外ひどく面白くないものほど良く覚えている。
これは人間の学習能力に関係するのだろうな。
まずいものは二度と食べない。もう食べないようにしっかりまずさが記憶される。おいしさはすぐに忘れてしまい、おいしかったという記憶が残る。だからまた、食べたくなる。
また、と思わせるもの。
おいしい記憶の残るもの。
、、、、
でも、おいしさも超えて
人生を変えてしまう出会いになるパフォーマンスがある。
、、、
ショック!だったのはやはり剛さんだな。
見に行けなくてショックだったのは七尾旅人の100人組み手。
僕はライブ本番前日に体調を崩し当日は病院で点滴を打っていた。
これには悔いが残っている。
この悔しさは覚えているかもしれないなあ。
悔しさもまた、また、になる。
2010 02 16