アンナ・カレーニナを見た
酒井はな主演のアンナを観た。感動した。横隔膜がブルブルと震えました。素晴らしかった。何年ぶりかに泣ける良い舞台を見た気分です。
2014 01 13酒井はな主演のアンナを観た。感動した。横隔膜がブルブルと震えました。素晴らしかった。何年ぶりかに泣ける良い舞台を見た気分です。
2014 01 13
2014年もよろしくお願いします。
皆様の健康をお祈りします。
島地保武
2014 01 01
しまはなプロジェクトで12月23日にいわきの睦バレエ研究所でワークショップをしてきました。
これまで、オールニッポンバレエのチャリティーガラの収益金でいわきアリオスで公演といわきの子供達にワークショップを行ってきました。
今年の1月オールニッポンバレエが解散した後に、酒井はなと僕とで出来る範囲でささやかにボランティアをしていこうと決め、しまはなプロジェクトを立ち上げました。
その第1回目でいわきに行きワークショップをしてきました。
子供達の成長が著しくとても嬉しく感じました。また彼らの吸収しようとする姿勢にはこちらが触発され、こちらがいいアイデアをいただきました。
また、1年後に出会うのが楽しみです。
2013 12 24
すでに、1ヶ月くらい日本にいるように感じる日々の密度の濃さ。
2013 12 15
森優貴の新作と根本 しゅん平の新作ダブルビルをレーゲンスブルグまで見に行く。フランクフルトからICEという高速トレインにのり約3時間と20分くらいの距離。意外に遠いんです。とても美しい街で街自体がユネスコ世界遺産に登録されている。絵画で見るような景色が目前に現る街。
パフォーマンスを見て、、、カンパニーが成長していたというのが第一印象。ダンサー達、振付家の成長。それで、テンションあがりました。
優貴作品には同世代の価値観を共有しました。僕たち78年生まれ、ナイーブ世代。バブル時期にギリギリ、クラブやディスコに行けなかった世代。
中学卒業して、ジュリアナに行ったが入れてもらえなかった。クラブDADAというテレビ番組をみてクラブの模様を見て憧れていたが、実際には行かず終い。
イケイケに憧れる反面かなりナイーブ。中身はがんがん熱いんだけど、それを表に出すのがかっこ悪いと、すこし冷めて見せるっていうのかな。
高校3年でまたクラブに行ったが、その頃にはバブリーなキラキラした感じはなかったな。
まあ、とにかく森ちゃんには共感したなあ。手法は違えど、なんか芯の部分が似てる。優しのかな、ある意味甘さかな。ロマンチストだしね。
これからは30代半ばを向かえた僕らが引っ張っていく時だな。昭和生まれの半昭和半平成育ち。面白い狭間の世代だと思う。
白黒の間、灰色でいられるというのかな。
同じドイツにあがいてがんばる仲間がいる。俺もがんばろう。
2013 11 27
ピナ・バウシュ ヴッパータール舞踊団の公演をデッセルドルフまで見に行く。デッセルドルフに2泊し、2作品をみた。約10年ぶりくらいにこのカンパニーを見に行った。ピナが亡くなってから見に行くのは初めてだ。20代の頃に『緑の大地』という作品をみにいき、客席でぽとぽとと涙した。それ以来カンパニーが来日したら必ず見に行っていた。海外でピナのカンパニーを見るのは初めてだった。期待に思いを膨らまし、ではなく、ふらっーと、たまたま見に行った。感想は一言にいうと、優しく今を受け入れてくれる。母的に包んでくれる。ダンサーは女性が目立つ。その中でも、
インド人のダンサーにものすごく惹かれた。彼女には嘘が無くて、すごく自然で全ての動きに意味と愛情を感じる。太陽の光を浴びているみたいな、何にも
縛られてない彼女の踊りをしていた。彼女はインド古典舞踊のスペシャリストらしい。
そして、ピナは古典になったんだなという印象。とてもいい意味で。ピナと長年クリエーションをしてきた、歳を経たダンサーがカンパニー引っ張っていって、若いダンサーにピナイズムを伝えいるのだろう。
これからは大切に純度を保ちながら維持されていくのだろう。又見たいな、素直にそう思う。
カーテンコールでは泣きそうになった。客席のドイツ人が彼らを誇りに感じて心から拍手をしていて、
ダンサーたちもそれに応える。そして、その先にはピナがいるんだよね。誰もがそれを感じて、ピナにありがとうを言っている。
そして、悲しい表情を浮かべるダンサーもいる。おのおのの思いがカーテンコールにあらわれてる。ちなみに、終止インド人のシャンタラさんはにっこにっこだった。
からの、日本食三昧。ハーゲンから友達が来て共に居酒屋で串焼きを頂く。おいしい物を食べ過ぎて口内炎ができました。
からの、アーヘンの温泉へ。ゆるゆるになりながら、そして旅の締めの食は、ケバブ。
遅い時間の電車待ちには、ケバブを食べる。ヨーロッパの鉄則か。
デッセルドルフには日本人が沢山住んでいるから、劇場に日本人のお客さんが多いと思ったが、ほとんどいなかったことにすこし驚いた。
2013 11 20
撮影をしました。drykorn for beautiful people 短いドキュメンタリー。なぜダンスをはじめたか、どうやって今に至るか,
僕にとって美しさとは何かを、英語で応えていく。そして、踊る。終止照れながらの撮影。フランクフルト市内での撮影だったので、僕はここにいたといういい思い出になる。
2013 11 19
今年の踊り納めをしてしまった。いま、思うのは、まだ踊りたい。
ドレスデンでは正直体調はあまり良くなかったが、公演を重ねるごとに回復。ショウガを食べまくった。そして禁酒。禁酒がかなりいい効果だったようだ。それから、いつになくクラシック音楽を聞く。バッハ シューベルト バルトーク たまらなくいい。音がうねって、空間を変えてしまう。複雑で数学的なシンコペーションに身を任せると、横隔膜が小さく振動する。身体の動きへの入りが細かくなる。身体を通して感動する。
演奏家によって弾き方やこちらへの伝わり方がまるで違う。こんなに違うものかと驚く。ダンスも同じ振付でもダンサーによって表現が全然ちがうように!?あ、そうあるべきなんだ。弾き手の解釈とかもそうだが、何よりその『ひと』がみえる。音の響きでその人が見えて来るってすごい。
生で聞きたい。やっぱりライブだよなあ。
2013 11 12