11.3 公演は、なかやすみ
昨日は眠るようにした。あまり起きていたくなくて、外に一歩も出ずに家の中で一日を過ごす。
昨晩から雪が降り続け積もっている。
2年前を思い出さずにはいられない、というわけでもない。なぜなら忘れない日はない。
いつもどこかにこびりついて離れないし、その記憶とともに生きている。
震災のあとも雪が降った。追い討ちをかけるように、自然の厳しさが頬を突き刺す。
亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。といえど、2万人以上だよ。
以上とも書きたくない。
どうしたらいい。そうしてまた無力感に打ち拉がれて、逃げるように眠る。
でも目は覚めて身体は動く。逃れられまい。
生きている。こんなにありがたいこと。
家族がいて、仲間がいて、仕事があって、
これから、やることがたくさんだ。
僕(達)は黙ってじっと耐えてきた。これからは、
発言し、体現していかなければならない。
そういうときがもうきている。
再び明日からの本番にそなえ、身体を整える。
2013 03 13