『HUMAN WRITES』イン ジュネーブの国際連合
このパフォーマンスは、世界人権宣言(30条の中からどれかを選び)を身体を使って書くというもの。
ダンサー同士がアイデアを出し合って方法を作り文字を書いたり、時にお客さんも参加したりする。
とても難しいパフォーマンス。
僕にとって最も苦手とす作品の一つ。
文字を書くってことに対して日本人は特別だとかんじる。
集中せざるを得ない。
簡単には書けない。とめ、はね、微妙なカーブを含み画数があり過ぎる。
高校生まで漢字を習い続ける。でもまだまだ読めない漢字だらけ。
書くとなるとまたさらに大変。
アルファベットはたった21字、日本語はひらがなだけでも50。
僕たちは小さい頃から反復練習して覚えさせられている。
だから、文字を書くとなると、とことん同じ作業ができてしまう。
直ぐに集中状態に入れる。
書く事に派手さはまるでない。文字が派手だから。
地味に地味に反復できる。
それって、日本人の様(サマ)だな。
この会場には様々な人種がいて、
机1つがまるで1つの国のよう。
ガシガシいく国
すぐ手をを結びたがる国
ほったらかしの国
沈黙の国
雄弁な国
様々
2012 02 27