part3レーゲンスブルグ
森優貴の新作と根本 しゅん平の新作ダブルビルをレーゲンスブルグまで見に行く。フランクフルトからICEという高速トレインにのり約3時間と20分くらいの距離。意外に遠いんです。とても美しい街で街自体がユネスコ世界遺産に登録されている。絵画で見るような景色が目前に現る街。
パフォーマンスを見て、、、カンパニーが成長していたというのが第一印象。ダンサー達、振付家の成長。それで、テンションあがりました。
優貴作品には同世代の価値観を共有しました。僕たち78年生まれ、ナイーブ世代。バブル時期にギリギリ、クラブやディスコに行けなかった世代。
中学卒業して、ジュリアナに行ったが入れてもらえなかった。クラブDADAというテレビ番組をみてクラブの模様を見て憧れていたが、実際には行かず終い。
イケイケに憧れる反面かなりナイーブ。中身はがんがん熱いんだけど、それを表に出すのがかっこ悪いと、すこし冷めて見せるっていうのかな。
高校3年でまたクラブに行ったが、その頃にはバブリーなキラキラした感じはなかったな。
まあ、とにかく森ちゃんには共感したなあ。手法は違えど、なんか芯の部分が似てる。優しのかな、ある意味甘さかな。ロマンチストだしね。
これからは30代半ばを向かえた僕らが引っ張っていく時だな。昭和生まれの半昭和半平成育ち。面白い狭間の世代だと思う。
白黒の間、灰色でいられるというのかな。
同じドイツにあがいてがんばる仲間がいる。俺もがんばろう。
2013 11 27