今年もあとわずか、しかしまだ終わらない。
今年の踊り納めをしてしまった。いま、思うのは、まだ踊りたい。
ドレスデンでは正直体調はあまり良くなかったが、公演を重ねるごとに回復。ショウガを食べまくった。そして禁酒。禁酒がかなりいい効果だったようだ。それから、いつになくクラシック音楽を聞く。バッハ シューベルト バルトーク たまらなくいい。音がうねって、空間を変えてしまう。複雑で数学的なシンコペーションに身を任せると、横隔膜が小さく振動する。身体の動きへの入りが細かくなる。身体を通して感動する。
演奏家によって弾き方やこちらへの伝わり方がまるで違う。こんなに違うものかと驚く。ダンスも同じ振付でもダンサーによって表現が全然ちがうように!?あ、そうあるべきなんだ。弾き手の解釈とかもそうだが、何よりその『ひと』がみえる。音の響きでその人が見えて来るってすごい。
生で聞きたい。やっぱりライブだよなあ。
2013 11 12