帰国(フランクフルトに)
楽しみにしていたが、運悪く閉まっていたクラブ
ダウンタウンあたりから見た、非常に青く高い空
グランド・セントラル・ステーションの天井の魚
マンハッタンからクィーンズに行くsubway7番から見たある風景。落書きかアートか?
今回NYにデジタルカメラをもっていったが1度も使わずに、数回iPhoneのカメラを使っただけだった。久しぶりにあった友達とも写真をとることはなかった。
公演は無事に終わった。
『Decreation』は素晴らしい作品というより、ショッキングな出来事。
見るのは好きだが、やるのは僕にとって正直嫌な作品である。
僕のパートのオリジナルはサングというチベット人が踊っていた。
彼は孤高でけたたましく、どこか乾いていて、身体が鉛を溶かすようにのに変化し、それは蛇のようでいて、質感は重い。なにより図太い。多分僕とは正反対の質である。
彼の血と肉と骨、経験、思考をかき回して絞って出てきた動き。そこには重みがある。
命の重さ。
リプレイスは本当に難しい。
なぜこのように動くのかとその動機を探る。
正直本人ではないから分からないが、動機を想像し仮定し自分のアイデアにして試す。
そうして、じわりじわりと自分のモノにしていく。
それが、リプレイスの醍醐味。
よく考えたら、楽しいじゃないの。
2009 10 17